自分の無知さを反省!

 昨夜NHKテレビでこれまで長い人生で全く知らなかったある障害の放映があった。
それも世界的な有名人さえもその障害を持っていたそうで驚きと自分の無知さに
あきれてしまった。

  その障害とは、「ディスレクシア(Dyslexia)」と呼ばれ、失読症とか読字障害とかに訳される。

  障害の症状は、知的能力には全く問題がなく、目や耳の機能も正常なのに、文字を読んだり、書いたりすることが極めて困難という障害なのです。

  一般的な特徴として、音と文字をつなげる能力(音韻認識)が弱い、文字の形や構成している部分を正しく認識できない、全然読めないのではなく正確さと流暢さに問題がある、などが挙げられる。

  具体的には、bとd、pとqの区別ができないとか、数字の「7」と「seven」を同一のものとして理解が出来なかったり、文字がひっくり返って記憶されたりして正確に覚えられない、など様々な例があり、
  アメリカでは2割近くの人々が何らかの形で読字障害に関わる症状を持つという調査結果もあるそうです。

  驚いたのは、「E.T.」や「ジョーズ」などで知られる映画監督のスティーブン・スピルバーグ氏やハリウッドスターのトムクルーズさんもディスレクシアであったことを公表していることでした。

  彼らはこの障害に立ち向かい、弱点を逆に長所ととらえ、健常者とは違う多くの工夫や努力をしたそうです。人間の能力は多面的です。ある一面の能力が劣っていても他にすばらしい能力が
  秘められていることがよくあるのです。必要なことはどうすれば個々の能力を最大限に伸ばせるかです。
  そのためにはどのような環境が最も好ましいかを周囲の人間は考えていかなければならないと思います。