新広島市民球場(MAZDA Zoom-Zoom スタジアム 広島)の感慨
?生まれ育った広島のプロ野球球団CARPへの想いは、誰にも負けないと自負する私ですが、今年の成績は、終盤までクライマックスシリーズ進出を争ったが、今一歩届かず、またもや悔しい思いをしました。特に、球場が新設移転し、私はもちろん多くのフアンが新球場初年度で好成績を期待していたでしょうが、結果は例年通りの5位Bクラスに甘んじてしまいましたね。
私も新球場へは2回観戦に行きましたが、1回目は対横浜戦、最初から大量点で楽勝と思いきや、終盤同点に追いつかれ、挙句の果ては延長で決勝ホームランを打たれ8-9で敗戦。???2回目は対中日戦、会社の仲間と観戦、最初点を取られたものの終盤同点に追いつき、さてこれからという時に、救援陣が8回6点も献上し結局3-9でまた敗戦、帰路は仲間共々ショボショボでした。
?それにしても、新球場は素晴らしいですね。観覧席も多様なシートがあり、ショップもバラエティに富んだ多くの店があり、ゲームを楽しむことに以外に、子供達家族にも喜ばれる工夫がされていて、他の球場にはない斬新なアイデアが一杯でした。
その結果、新球場オープンによる関心度は高く、最終的な観客動員数は過去最高を記録しました。また、これによる経済効果や雇用効果は、当初予測を遥かに上回り、大幅な増加をもたらしました。
このことは、11月11日に中国電力のエネルギア総合研究所が「新広島市民球場オープン初年の経済効果について」を発表しましたのでご存知と思いますが、概要を書きますと
①???? 観客動員数 約187万人(過去最高 1979年 約145万人で約29%増)
②???? 広島県における経済効果 約185億円(昨年 約140億円で約32%増)
③???? 広島県内の雇用効果 約1,240人(過去3年間の平均 約470人で約61%増)
だそうです。
?このように多くの経済効果を出した新球場ですが、やはりCARPがわくわくドキドキの好ゲームを見せることが更なる効果を生み出す訳ですから、来年は、ブラウン監督に代わり野村監督就任やドラフトで獲得した選手達を含めた新しい陣容で新球場に相応しいゲームを期待したいものです。